2020年01月24日 16:34

日本交通は、直営事業所のセダン型車両約1500台全車を、次世代型タクシー「トヨタ JPN TAXI(ジャパンタクシー)」へ切り替え完了した。

「JPN TAXI」は、従来のセダン型車両より高い環境性能(世界初LPGハイブリッド)と安全性能(衝突防止ブレーキ搭載・自動運転へのデータ蓄積)を備える。広い室内空間、スライドドア開口部は、多くの利用者が高く評価しており、「JPN TAXI」に乗車した人の85.7%が「広くて快適」、75.9%が「また乗りたい」と回答した。

「JPN TAXI」が2017年10月に発売されて以来、日本交通では積極的な代替を進めて、直営事業所が保有する認可車両1559台のうち、ワゴンタイプなどを除くセダン型車両1465台全車がJPN TAXIへ切り替わった。これは月平均56台のペースで切り替えてきたことになる。

さらに直営事業所以外の業務提携会社でも導入が進んでおり、日本交通グループの都内タクシー4605台のうち62%にあたる2836台が既に「JPN TAXI」となっている。タクシー配車アプリ「JapanTaxi」でも、東京23区・武蔵野市・三鷹市にて日本交通を選択すると、JPN TAXIを車種指定で注文可能だ(2019年12月末現在)。

また、「JPN TAXI」は車椅子のまま乗車できる「UD(ユニバーサルデザイン)車両」でもある。日本交通では「JPN TAXI講習」を開発し、「JPN TAXI」担当乗務員は、全員が必ず同講習を受講。乗客の車椅子ニーズにもスムーズに対応できる乗務員の育成に取り組んでいる。

日本交通