2020年01月08日 12:52

ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、災害が頻発する昨今、医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「ARROWS(アローズ)」を始動した。

「ARROWS」は、大規模災害の被災地にいち早く駆けつけ、1人でも多く、1秒でも早く命を救うことを目的としている。プロジェクト名「ARROWS」は、ヘリコプターなどの航空機を活用し、医師などの医療従事者や災害救助犬などの救助チームが被災地に赴くことから、「Airborne Rescue & Relief Operations With Search」の頭文字を取って名付けられた。

メンバーは、国内外で豊富な災害支援の実績を持つPWJを中核に、官民連携のプラットフォーム機能をもつCivic Force、佐賀に事務所を有するアジアパシフィックアライアンス・ジャパンとともに、情勢に応じて随時、多くの組織とも力を合わせながら活動していく。また、経済・政治・医療など各界のリーダーがアドバイザリーボードメンバーとして参画し、活動を支える。

現場では自治体、病院、NPO、さらに米軍などとも連携を図り、医療・レスキューから物資配布や避難所運営まで必要な支援を最適な形で届ける。災害時の緊急支援だけでなく、平時の防災・減災の活動にも力を入れ、医師や災害支援経験豊富なスタッフが企業や団体、子どもたちに向けて、災害時の初期対応や自分で命を守る方法などを伝えていく。

プロジェクトホームページ