2019年12月17日 16:52

将来予測型ピープルアナリティクスサービス「TRANS.HR」を展開するトランスはこの度、第2回「HRファクトフルネス」調査を実施。会社役員が人事戦略において、誤った内容を認識していることに関して調査を行った。

まず「前職で実績を残している人は、採用後に活躍すると思うか」という問いに、「思う」と回答した会社役員は68%。しかし、転職経験がある人に調査を行ったところ、転職「前」と「後」で会社からの評価が変わらなかった人は31%しかおらず、残りの69%の人は転職前後で会社からの評価が変わったと回答した。転職前後で会社からの評価が「変わった」と回答した人に理由を尋ねたところ、51%の人が「所属組織・上司との相性」と回答。

この結果は、「前職での実績は必ずしも、採用後の活躍に関係がない」ことを示しており、「所属組織・上司との相性」が、採用後に活躍するか否かを決めるうえで重要であることが示唆された。