2019年12月16日 12:51

デンソーウェーブは、日本国内ユーザー向けにエントリーモデルの水平多関節ロボット「LPH-040」を、2020年1月から発売する。

近年、新興国では急速な自動化・ロボット化が進んでいる一方、日本国内の企業でのロボット導入は足踏み状態が続いている。今回、国内企業のロボット導入に貢献するため、デンソーウェーブではこれまで新興国でのみ販売していた「LPH-040」を日本国内向けにも発売する。

「LPH-040」は2016年から販売を開始し、急速にロボット化が拡大している新興国市場において、主に電機・電子業界で導入されている。ロボットコントローラー「RC8」に対応しているためロボットの周辺機器も一括制御でき、設備のトータルコスト低減に貢献するなど、新興国市場でも実績を重ねてきた。これらの実績と品質をもとに、国内市場でも更なるロボット導入が期待される自動車および自動車部品、電機・電子業界に向けた展開を予定している。

価格は79万8000円。

デンソーウェーブ