2019年12月05日 15:45

ぐるなび総研は、今年の日本の世相を反映し象徴する食として、2019年「今年の一皿」に「タピオカ」を発表した。「タピる」「タピ活」などの造語もでき、ブームを越えて社会現象化したタピオカ。特に若年層に支持を受け、彼らが持つSNS上の発信力が支えとなって幅広い層へ広がりを見せた。

専門店に限らず様々な飲食店で味わうことができるようになり店の選択肢が増え、ドリンクとの組み合わせや甘さの調整など、自分好みにカスタマイズでき、消費者の楽しみが広がったことも評価に。一部でマナー不足によるゴミ問題が取り沙汰されたが、転じて若者を中心にゴミ拾いを自主的に取り組むなど、環境問題への意識を持つきっかけともなった。

タピオカの原料であるキャッサバ芋はグルテンを含まないため、グルテンフリー食材として活用の広がりへの期待や、タピオカパール以外にも様々な形で日本の食文化に取り入れられていく可能性を秘めている。詳しくはこちら