2019年12月05日 11:58

三省堂は、12月3日、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2019』」選考発表会を実施し、2019年を代表・象徴する新語ベスト10を発表した。

「今年の新語2019」の新語選定にあたっては一般公募を行い、応募総数は延べ2017通(異なり837語)となった。これらの投稿などをもとに、辞書を編む専門家である選考委員が一語一語厳正に審査し、「今年の新語2019」ベスト10を選定した。

「今年の新語2019」大賞となったのは「—ペイ」。日本で急速に一般化したスマホ決済サービスは、「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」「Google Pay」などが乱立。各社がなぜか、申し合わせたように「—ペイ」をネーミングに使っている。こうしたことばの要素は「造語成分(語を構成する要素)」と呼ばれる。消費者の決済行動に大きな変化を及ぼすという意味で、2019年を代表するにふさわしいことばとして選定された。

「今年の新語2019」選考結果発表ページ