2019年12月03日 14:10

日本流行色協会(JAFCA)は、「今年の色、来年の色」を発表した。

JAFCAは、1953年創立以来、カラーに関する様々な活動を行っている団体。毎年、「今年の色、来年の色」として、それぞれの年を象徴する色を発表している。これらの色は、単なる流行ではなく、その時代のムードを象徴するさまざまなキーワードを包含した、その年の「テーマカラー」と言えるものだ。

「今年(2019年)の色」は、今回初めてWEBを使った一般からの投票により、「新しい時代への期待を表すオレンジ」(全体の15.1%)に決定した。理由として最も多くあげられていたのは、令和という新しい時代を迎えたことで、フレッシュさや未来への期待を感じることができ、それに相応しい色だと思うという意見だった。また、「来年(2020年)の色」に選定したのは、「豊かな感情と身体の躍動を象徴するレッド」。デジタル化が進む中、人間らしさに注目し、人ならではの豊かな感情や身体の躍動感を象徴する色として選定した。

JAFCA