2019年11月25日 13:48

QunaSysは、グローバル・ブレイン、新生企業投資、ANRIの計3社を引受先とする第三者割当増資により、総額2.8億円の資金調達を実施した。

QunaSysは、「社会の不可能の壁を傑出した技術で超越する」ことをコーポレートミッションとして掲げ、量子コンピュータ向けのアルゴリズムとアプリケーション開発を行ってきた。量子コンピュータは、量子化学計算、機械学習、最適化計算、暗号解読(素因数分解)等への応用が期待されている。同社は、その中でも実用化が近いとされている量子化学計算と機械学習を中心に、当該領域で最先端を行く大学や企業とも連携しながら、量子コンピュータのパワーを最大限引き出すアルゴリズムの開発に取り組んでいる。

今回の資金調達により、今後はアルゴリズム・ソフトウェア開発の一層の加速を目指す。また、量子コンピュータ技術の健全な発展と社会実装に向けたエコシステム形成にも取り組んでいく。

QunaSys