2019年11月20日 06:46

オルセー・オランジュリー美術館、アーティゾン美術館、日本経済新聞社は、特別企画「クロード・モネ – 風景への問いかけ」を開催する運びとなった。

印象派を代表する画家、クロード・モネ(Claude Monet, 1840-1926)は、自然の中の外光の美しさに魅了され、その探求と表現方法の追求に生涯を捧げ、神話や宗教の物語を主題とした絵画に比べて軽視されていた風景画に革新をもたらしたことが知られている。

この展覧会は、モネの作品73点を有するオルセー美術館との共同企画によるもので、同館所蔵のモネ作品を中心に、国内所蔵品を加えた約140点の作品で、風景画家としてのクロード・モネの画業を紹介。モネの画業において重要な時代と場所を丁寧に追い、モネが各々の時代に、各々の土地で何を見て、どのように描き、どのような主題をイメージに込めたかを丹念に探ることで、モネの風景画の特質を明らかにする。

展覧会はアーティゾン美術館にて2020年7月11日~10月25日開催予定。