2019年11月19日 06:24

ファーメンステーションは12月から、オーガニック認証を取得したエタノールを製造・販売する。

ファーメンステーションはこれまで、余剰水田などを活用し、岩手県奥州市胆沢において栽培されたJAS有機のオーガニック米を、奥州市内の自社工場にて発酵・蒸留してエタノールを作ってきた。エタノールは、化粧品やアロマ製品などの原材料として幅広く使われているが、オーガニック認証を取得したエタノールは世界でも少ないのが現状だ。

ファーメンステーションが製造したエタノールが、USDAの定めるオーガニック認証を取得することで、化粧品、子供用防虫スプレーなど、幅広い分野での活用が期待できる。化粧品、香水や雑貨などにおいてもサステナビリティやトレーサビリティが求められる中で、国産のオーガニックエタノールには大きな需要が期待される。

オーガニック認証を取得したエタノールは、12月より製造・販売開始する。