2019年09月26日 16:52

ベネッセコーポレーションは、全国の高校生から社会人までの3,000名を対象に「第4回 現代人の語彙に関する調査」を実施した。

高校生と親世代にあたる社会人(40~60代)を比較したところ、高校生が親世代より知っている「辞書語彙」の語はSNSなどでよく使われるひらがな、カタカナの短い語に集中。「いつメン」「タピる」などは、熟知度が40ポイント以上の差となった。高校生では断定的に答えることを避けて、柔らかく曖昧に表現する語の熟知度が高い。一方、親世代が高校生よりも知っている割合が高い15語はすべて差が40ポイント以上あり、語の種類によって世代間ギャップが鮮明な結果となった。

また、大学生が親世代よりも知っている「新聞語彙」の語を見ると、「メディアリテラシー」「3R」「アクティブ・ラーニング」「LGBT」「フードマイレージ」など、現代とこれからの社会課題に結びつく新しい概念を示す語が並んだ。本調査の内容は「Literas」公式ホームページで順次掲載予定。