2019年09月04日 06:22

日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを目的とした「スポーツ救命ライセンス講習会」を2017年から開催している。本講習会は、すでに全国20か所で実施されているが、今夏には沖縄県で初めて開催された。

講習会は、心肺蘇生法(CPR)やAEDの正しい使用方法、救命方法を身につけることのほか、スポーツ現場で起こることが多い事象に適切に対処できるよう、実技を交えながら行われる。全身を固定し搬送する「バックボード」と呼ばれる担架を使った実技では、安静に搬送するための方法を学ぶほか、搬送する役と患者役に分かれての模擬演習も実施。仰向け、うつ伏せで倒れている場合や異なる痛みの箇所での搬送法をシミュレーションするため、より現場の状況に近い内容を学ぶことができる。

沖縄では、8月18日(日)に初開催。当日は沖縄県サッカー協会医学委員会の協力のもと、医師や看護師、柔道整復師など医療分野に携わる13名の受講生を対象に実施された。詳しくはこちら