2019年08月09日 12:02

テラドローンは、アメリカとカナダの北米地域で石油・ガス関連設備の点検・測量を行うVentus Geospatialを買収し、新たに北米の現地法人としてテラドローンVentusを設立した。

今回テラドローンが出資したVentusは、2011年の設立以来、アメリカのヒューストン、カナダのカルガリー及びレスブリッジの3拠点を中心に、ExxonやTC Energyをはじめとする200を超える企業に対して、地形・空間データの提供を行ってきた実績がある。2017年には、同社のグループ企業であるC-AstralのUAV機体を使用し、36分でおよそ22キロメートルの目視外飛行に成功。今後は、目視外飛行を取り入れた点検・測量サービスも提供していく。

今回の出資により、Ventusが長期にわたり培ってきた石油・ガス業界での点検ノウハウと現地でのサービスネットワーク、そしてテラドローングループが持つUAV最先端技術を組み合わせることで、より付加価値の高いサービスを提供していく。

テラドローン