2019年07月31日 15:16

運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)の「乗務員の健康増進」ワーキンググループでは、会員の運輸事業者及び団体に「睡眠管理に関するアンケート」を実施した。

アンケートでは、睡眠状況について、運転に支障があるかを乗務員本人が判断するのは難しいと思うと答えた人は60.9%にのぼった。また、2018年4月の国土交通省発表では、睡眠不足の乗務員を乗務させてはならないとして、点呼簿の記録として睡眠不足の状況を追加する、という法令改正が行われたが、法令改正について2018年10月時点ではおおよそ認知されており、約80%の事業者において完璧または、ほぼ実施できていることが分かった。

一方で、点呼は1人当たり3~5分以内にしないと業務が滞る等、実施において課題があるとした事業者も約20%あり、今後もフォローが必要だと思われる。アンケート報告の詳細はこちら