2019年07月30日 14:30

JAXA認定の宇宙ベンチャー「天地人」の提案が、内閣府宇宙開発戦略推進事務局が主催する「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」の公募に採択された。

本プロジェクトは、先進的な成功事例の創出と民間事業者の自律的なソリューション展開を目的とした、内閣府宇宙開発戦略推進事務局による事業で、天地人が提案したのは「衛星データで地域活力を創造する ~キウイフルーツ ポテンシャル名産地発掘プロジェクト~」。

これは、衛星から得られる降雨や地表面温度などの気象情報と、地形の3Dマップに代表される地形情報を複合的に分析し、キウイフルーツをより美味しく育て、より収量も見込める場所(ポテンシャル名産地)を発掘するというもの。「衛星データ×農業」で新しい土地評価にチャレンジし、これまで休耕地・耕作放棄地とされていた土地に対し新たな価値を見出すことで地域活力の創造を目指す。