2019年07月24日 15:43

ATOUN(アトウン)は、おもに物流や工場などの現場で導入されてきた腰用パワードウェアATOUN MODEL Yについて、介護施設向けの販売を開始する。これに先がけて、現場使用時の安全面や有効性について1年にわたり検証し、「着るロボット」の効果的な活用法を体系化した。

得られた知見のうち特筆すべきものの1つは、介護現場での作業における「腰への負担」と「作業に要する時間」の相関性。ATOUNでは介護現場のさまざまな作業を「腰への負担」と「作業に要する時間」の相関性をもとに位置づけ、活用の推奨順位を定めた。

また、介助者の「ロボットへの心理的抵抗」を考慮し、大阪滋慶学園 大阪保健福祉専門学校における学生の卒業研究の一環として行われる、介護ロボットをテーマにした取り組みのサポートを行う。学生のときから基礎知識を持つことで、就業時の現場でのロボット活用への心理的抵抗が小さくなり、介護現場での「着るロボット」の活用がさらに促進されると考えている。詳しくはこちら