2019年07月18日 10:34

難民支援協会は、7月17日に迎えた設立20周年を記念して特設サイトを開設した。

認定NPO法人「難民支援協会」は、日本に逃れてきた難民の「苦渋を傍観するにたえず、同じ人間として支援したい」との想いから、常勤スタッフ1名で1999年に設立され、20年間で6000名を超える難民に支援を提供してきた。専門スタッフによる難民へのカウンセリングを中心に、来日直後から自立に至るまでを支援し、就労資格がある人への就労支援事業などを展開。同時に制度改善のための政策提言・調査研究・情報発信にも、取り組んできた。

20周年を記念して新たに開設した特設サイトでは、これまで支えてきた難民のストーリーや、難民支援協会がたどってきた道のりを紹介している。一方、20年が経っても、日本の難民認定制度は根本的に改善されておらず、今も出口の見えない状況に置かれ続けていたり、長期にわたり収容されている難民の人がいる。

特設サイト