2019年07月02日 11:15

大阪府住宅供給公社は、多様なライフスタイルに対応した居住環境の向上を目的に、1世帯が2住戸を借りられる制度「ニコカリ」を、7月1日から開始した。
今回公社では、同一団地内において1世帯で2住戸を借りられる制度「ニコカリ」を一部の団地でモデル実施をスタート。この制度により、「両親が高齢になり、離れてくらすことが心配」、「子どもが大きくなって住戸が手狭になった」など、住人のライフステージの変化や多様化するライフスタイルに対応した、フレキシブルな住まい方を提案する。
利用例1は「子世帯+親世帯」。本制度の活用で、離れてくらす親世帯との近居が実現し、親・子世帯ともに安心してくらすことができる。利用例2は「育ち盛りの子どものいる世帯」。本制度の活用で、子どもの成長期のみ2住戸に住まうなど、ライフステージの変化に応じた住まい方ができる。
対象団地は、茶山台団地(堺市南区)、鴨谷台・B団地(堺市南区)、香里三井団地(寝屋川市)、香里三井B団地(寝屋川市)。