2019年06月25日 10:16

日本郵便は、再配達の削減を目的として、物流系ITスタートアップのYperが開発・販売する「OKIPPA(オキッパ)」を抽選で10万世帯に無料配布する。

共働き世帯や単身世帯の増加などライフスタイルの多様化によって、再配達が増加傾向にある中、ユーザーの荷物受け取りの選択肢を多様化することも再配達削減に有効な手段となっている。「OKIPPA」は、手のひらサイズのバッグを玄関前に吊り下げるだけで、在不在に関わらず宅配物を玄関前で受け取れる仕組みで、2018年12月の日本郵便との東京杉並区1000世帯実証実験では再配達を約61%削減し、高い再配達削減効果を実証している。

今回、日本郵便の置き配普及キャンペーンとして「OKIPPA」10万個を無料配布することで、より多くのユーザーに置き配バッグの利便性を体験してもらい、社会全体での再配達率の大幅な引き下げと短期間での社会課題の解決を目標としている。

応募受付期間は、6月24日~8月26日まで。

日本郵便キャンペーンサイト