2019年05月14日 17:19

オプテックスは、ID情報を発信する Beacon(ビーコン)機能を搭載した、世界初の自動ドア用センサー「OAB-215V」を、5月24日より発売する。

Beaconに対応したスマートフォンアプリをダウンロードした通行者が、Beacon付自動ドアセンサーに近づいた時、商品情報やクーポンなどの広告や音声ガイドなど有効な情報を提供することが可能となり、エントランスを新しいメディアとして利用できるようになる。また「OAB-215V」はドアを開閉するために電源が供給されており、Beacon用の電源を常時取得することができるため、電池交換といったメンテナンスの手間が不要。

同社では、まずは店舗開発、サービス運用、広告代理店などのパートナーとともに、広告や情報配信などのプロモーションの実施、ユーザーへのサービス向上・来店の促進などO2Oマーケティングへの活用の実用化を進め、通行者との新しいコミュニケーションをサポートしていきたいとしている。目標台数は発売初年度1万台。