2019年03月20日 16:00

化粧品メーカーの「シーボン」が、東洋経済新報社が行っている「CSR企業総覧」2019年版データをを用いた「女性管理職の登用が目立つ50社ランキング」(3/6オンラインにて公表)において、3年連続上位にランクインした。

同社は、2017年、2018年とトップの座にあったが、今回は2位。女性が長く働き続けるための仕組みづくりに取り組んでおり、結婚や出産、介護などとの両立を可能にするための多様な働き方に関しては、1日6時間勤務など短時間勤務であっても正社員と同等の福利厚生を受けられる「ショートタイム正社員」制度や、一度退職した社員が再び即戦力として再入社できる「ウェルカムバック制度」などを設けている。

こうした取り組みの成果もあり、2010年度に79.5%だった女性管理職比率は2014年度(2016年調査)に85.3%と、目標として掲げた「女性の管理職比率85%以上」をクリアし、さらにその比率を高めている点が評価された。