文京学院大学は、学生への就職活動支援と、千葉県へのUIJターンや地元就職の促進を目的とし、千葉県と「就職支援に関する協定」を締結した。

千葉県では、県内企業の人手不足が深刻化しており、若者の地元就職による労働力確保が重要な課題となっている。毎年県内の大学進学者の半数近くが都内などの大学へと進学していることから、地元就職における連携を目的として、千葉県としては初めて同学を含む12校の県外大学と協定を締結することとなった。

なお今回協定を結んだ12校全体では、2018年4月に千葉県内企業へ就職した2,032名のうち38.7％が千葉県出身者となっている一方、同学ではそれを大きく上回る48.0％の学生が千葉県出身者としてUターン就職を決めている。同学では、本協定の締結によって提供できる千葉県内の企業情報がより充実し、UIJターンを希望する学生に対してより有意義で手厚いキャリアサポートが可能になると考えている。