2019年02月15日 16:02
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神戸市は、レセプト(診療報酬明細書)のチェック業務の効率化のため、シリコンバレーを拠点に活動するFlyData社のAI技術を導入。平成30年7月2日から平成31年1月31日まで実証実験・効果検証を行い、成果を報告した。

実験では、過去の受給者番号入力ミスの傾向を学習させることにより、誤った受給者番号から正しい番号を推測するAIモデルを作成。推測結果を正解候補リストとして出力し、現場のチェック作業で補助的に活用することで、業務の効率化に寄与する効果を検証した。

その結果、正解候補リスト内に正解が含まれる場合(40.6%)、他システムによる番号検索など、 従来行っていた確認作業が必要なくなり、約70%の作業時間が削減。一方、正解候補リスト内に正解が含まれない場合(59.4%)は、リストを突合する時間が純増し、その結果、トータルの削減時間は限定的だった。

今後、AIによる推測に利用できるデータを増やすことで、推測精度の向上が見込めるとともに、他のチェック業務への展開が期待される。