2019年02月14日 13:24

奈良市は、3月3日から、全国のコンビニエンスストア約5万4000店舗に設置されている多機能端末機(マルチコピー機)で、マイナンバーカードを使用して住民票などの証明書が取得できるサービスを開始する。

現在、住民票など需要が多い証明書の交付について、奈良市では市役所、出張所等の窓口のみで行っているため、来庁の手間や窓口の混雑など、市民に負担がかかっている状況だ。また、奈良市のマイナンバーカード交付率は全国平均を1ポイント上回っているが、県内平均は1.2ポイント下回っている。コンビニ交付を行うことで、市民の負担軽減、利便性の向上だけでなく、市民課等の窓口業務の縮減、さらに、災害、事故などで市役所、出張所等の機能が停止した場合も需要の多い証明書の交付ができるなど、行政サービス機能の多重化も可能となる。

また、市民課窓口等においてもマイナンバーカードを使用して簡単、スピーディに証明書を取得できるよう、証明書交付キオスク端末や「かんたん窓口システム」を設置する。

奈良市