2019年01月28日 06:43

九州旅客鉄道とNTTドコモは、「列車の窓」を新たな情報表示プラットフォームとして活用する新体感の列車内観光サービスの実現に向けた協業協定を、1月25日に締結した。
本協定によって、風景に合わせた観光情報をAR技術などにより車窓へリアルタイムに表示し、タッチや声などの操作で必要な情報をインタラクティブに提供することで、利用客の鉄道旅行の満足度を向上させるサービスの創出をめざす。
両社は、XR(AR/VR/MRなど)や5G(第5世代移動通信システム)などといった先進技術の活用を視野に、2020年のサービス実用化を目標とした継続的な取り組みを行っていく。本取り組みには技術面の共同検討パートナーとして、ゼンリンデータコムが参画している。
本協定では、列車内における新体感観光サービスの提供以外にも、スマートフォンやタブレット端末と連携し、より利用者へ寄り添う観光ガイドサービスへと進化させる方向性を検討。