2019年01月18日 06:46

「灘五郷」の各酒蔵(10社)において、毎年恒例の「蔵開き」が1月19日から順次開催される。「蔵開き」は、1月下旬~4月上旬にかけて開催されるイベントで、各酒蔵が敷地を開放し、冬場に仕込まれたできたての新酒を振る舞うほか、普段立ち入ることができない酒蔵が見学できる。

「灘の酒蔵」活性化プロジェクト実行委員会では、阪神沿線にある日本一の酒どころ「灘五郷」を盛り上げるため、「灘の酒蔵」を中心とした沿線・地域の活性化、誘客促進、ブランド力向上、「灘の酒」の需要拡大に取り組んでいる。

近年、地酒ブームや世界的な日本食ブーム、インバウンド観光客の増加などもあり、日本酒や酒蔵に注目が集まっており、昨年の蔵開きには、約5万人が訪れるなど、大変盛り上がるこの季節の恒例行事となっている。

実行委員会では、この伝統ある良質な新酒を多くの方に楽しんでもらうため、各酒蔵で開催される蔵開きやイベント情報などを取りまとめて発信している。