2019年01月16日 14:51

化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)は、日本自然保護協会と連携。絶滅危惧種に登録されるタカ科の渡り鳥サシバを守るべく、藁で作られたギフトボックス「サシバボックス」を開発した。

宮古野鳥の会によると、秋の渡りで宮古島に飛来するサシバの数は、1980年代に5万羽以上いたが、2000年代に入ると1万羽程度にまで減少している。その減少の一因として背景にあるのが、日本の里山の環境変化だという。ラッシュでは2018年8月からサシバの渡りルートを追いながら、サシバの繁殖地や中継地で里山再生のモデルケースとなるような生物多様性豊かな田んぼや水田を訪問し続け、日本各地で出会った人々から日本自然保護協会を通して米の藁を購入。バレンタインギフトボックスの資材として使用することが実現した。

1月18日から発売するバレンタインギフトアイテム全9種のうち5種を対象に、5県で活動する10の異なる田んぼやグループから購買した米作りの副産物である藁と古紙が配合されている。