2019年01月15日 16:16

三重県桑名市とポニーキャニオンでは、同市が誇る鋳物文化を伝えるため、「くわな鋳物大展示会」を開催する。鉄などの金属素材を高温で溶解し、型に流し込むことで成形する「鋳造」。鋳造は、紀元前から用いられていた歴史ある製造方法だが、桑名で作られるようになったのは江戸時代で、桑名藩の初代藩主・本多忠勝が鉄砲の製造を命じたことから始まったと言い伝えられている。
今回は、文具や食器などの日用品から、マンホール蓋などの工業製品まで含めた「くわな鋳物」製品を展示する。日程は1月16日(水)~1月28日(月)、場所は桑名市役所地下1階市民ラウンジ。1月29日(火)~2月5日(火)にはアピタ桑名店2階マクドナルド前にて開催する。
なお展示している作品の中から、エントリー作品を対象に、鋳物のコンテストを実施する。来場者に「あなたが気に入った鋳物、おもしろいと思った鋳物」へ投票してもらい、グランプリを決定。投票した人には、抽選で鋳物製品をプレゼント。詳細はこちら。