2019年01月09日 06:42

パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、従来比で2倍以上の出力と小型化を実現した小型EV向け「48V ePowertrain」新プラットフォームを開発。このプラットフォームをベースとした上下分離構造のコンセプト小型モビリティ「SPACe_C」をCES2019(1月8~11日、米ラスベガス)に出展する。
新プラットフォームは、電源システム部(車載充電器、ジャンクションBox、インバータ、DC-DCコンバータ)と駆動部(モータ)で構成されており、前モデルのコンセプトは継承しつつも、モーター設計や冷却構造を見直すことで、従来と同じ容積で2倍以上の出力(出力密度2倍以上)となる18キロワット(従来8キロワット)の高出力を実現した。
高出力の実現により、同じ出力の場合従来は2ユニット必要だったものを1ユニットに削減することができ、小型化も同時に実現。小型EVのさらなる軽量化、車室空間の拡大、走行距離の延長が可能になる。