2018年12月17日 16:00

12月12日(水)、チケット高額転売問題対策議員連盟の総会(会場:衆議院第一議員会館)が開催され、音楽関連の4団体(コンサートプロモーターズ協会、日本音楽事業者協会、日本音楽制作者連盟、コンピュータ・チケッティング協議会)が出席した。

この総会は12月8日の「チケット高額転売規制法」成立の報告会として開催された。総会には自民党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、無所属の会、希望の党から多くの議員が参加。業界側からは東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の室伏広治さん、帝国劇場支配人の阿部聖彦さんらが、今後の高額転売対策について発言した。

2019年6月に施行されるこの法律により不正転売が禁止される結果、転売目的のチケットの買い占めも減少が見込まれ、ひいては、チケットの適正な価格による流通が促進されることが見込まれる。今後も各方面との連携を図り、法律の実効性を高める取り組みを継続することで、消費者保護と文化芸術・産業の健全な発展が期待される。