2018年11月09日 16:09

フロンテックレジンでは、水性1液ラジカル制御形シリコン樹脂塗料「パルフェTOP」を、11月より発売する。

「ラジカル」とは、塗料の顔料に含まれる酸化チタンが紫外線などに接触することで発生する劣化因子で、人の肌や塗料の樹脂のような有機質を破壊するため、塗膜劣化の大きな要因となっていた。パルフェTOPの塗膜はHALS(光安定剤)がラジカルを封じ込め、紫外線吸収剤が紫外線を吸収し熱エネルギーに変換。さらに厚いバリヤーが酸化チタン(白顔料)をコートして紫外線の侵入を防ぎ、発生したラジカルも封じ込める。

短時間で促進耐候性試験が行えるスーパーUVテスターでは、JIS A 6909耐候形基準値(光沢保持率80%以上)を約700時間経過しても保ち、従来のシリコン樹脂塗料を上回る耐候性が確認された。