2018年10月23日 09:53

むすびのは、150年の歴史ある町家レストランで、完全な暗闇の中で食事をするブラインドレストランを、12月10日よりスタートさせる。
人は五感のうち8割以上の情報を視覚から取得しているという。では、その視覚を一切遮断して食事をしたら。そんなコンセプトのレストランが世界に広がっている。社員の縁で障害者の来訪が多くあるむすびのでは、視覚障害の支援をおこなってる社会福祉法人京都ライフハウスの協力の元、ブラインドレストランをスタートさせた。
店内ではアイマスクを着用し、スタッフにより席まで誘導。自分の手も見えない真っ暗闇の中で視覚に頼らず、純粋に楽しむ料理の味や香り、舌ざわりを通じ、食に関する意識を高める食育につなげる。また、視覚障害者を持つ人々が、食事という生きていくための必須行為の中でどういう大変さがあるのかを体験し、視覚障害を持つ人々への正しい理解を深める。
料金は、ワンドリンク付き5000円。所在地は京都市伏見区。