2018年10月18日 15:06

ソフトバンクグループのPSソリューションズは、千葉市の「スマート農業の推進」を支援するため、農業用AI(人工知能)を搭載した農業IoTソリューション「e-kakashi」を、10月19日から千葉市に提供する。

「e-kakashi」を千葉市農政センターに設置することで、同センターでの栽培環境をデータとして可視化して共有可能になるため、より効率的な営農指導が可能となり、新規就農者の栽培技術習得を容易にする。さらに、植物科学の知見を組み込んだAIが病害虫のリスクや作業適期を予測することで、計画的な作業を可能にし、スマート農業の推進に貢献する。

千葉市は、この実証実験で得られた栽培データや栽培環境管理のノウハウを営農指導や栽培講習会などを通して生産者へ提供し、生産現場における生産性の向上や省力化につなげ、スマート農業の推進を図る。「e-kakashi」の詳細はこちら