2018年10月03日 11:01

パーソルサンクスは、6月に締結した横須賀市との農福連携協定に基づき、障がい者の農作業事業所「よこすか・みうら岬工房」を開所した。

近年、農業従事者の減少・高齢化による担い手不足によって、耕作放棄地の増加、生産性の低下が全国的に広まっており、農業分野の人材確保は大きな課題。横須賀市においても例外ではなく、人材確保にむけた新たなスキームが求められている。一方、障がい者雇用においても、4月からの法定雇用率引き上げに伴い、これまで以上にその必要性が高まっているが、雇用元の不足や職域拡大などが課題として顕著化している。

特例子会社と自治体による農福連携協定の締結は、今回が全国で初の試みであり、農業・地方経済活性化と企業の障がい者雇用拡充とを同時に支える協定としてのモデルケースの確立を目指す。また、パーソルサンクスでは、生産拡大とともに障がい者雇用を増やし、2020年3月までに、30名の障がい者雇用拡大を目指している。

パーソルサンクス