2018年09月25日 15:32

オリエント商事は、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)が提供するグローバルIoTネットワーク「Sigfox」を活用し、「保冷BOX監視システム」の開発を開始する。2019年春のサービス提供開始を予定。
保冷BOX監視システムは食品の「温度監視」を基本とし、設定された一定温度を超えた場合にはメールによる通知(アラート機能)を提供。また、宅配時の利用者不在による配送物持ち帰りによって生じる配送事業者の負担軽減、配送時の事故軽減につなげるために、位置情報や保冷ボックス蓋の開閉情報の取得も可能とする。
通信デバイスは既存の保冷ボックスを用いる場合の「モバイル型」と、保冷ボックスと合わせて提供する場合の「据え置き型」(ボックス収納タイプ)の2種の提供を予定。将来的には、医療系のニーズ等にも対応する。