宿泊予約経営研究所は、2018年7月より同社社員を対象に、旅館運営を学ぶための体験型研修を開始した。当研修は「当社社員の宿泊業に関する理解をより深め、業務や自社サービスの改善につなげたい」という思いから実施が決定。研修期間は3日～2週間で、参加社員は実際に来館者への接客対応や、館内清掃などを体験する。

すでに参加した社員からは「旅館の仕事を体感し、その大変さを実感した」「宿の方の気持ちが分かるようになった。今後の業務に活かしたい」など、学びや気づきを得たという声が多く上がった。研修の中では、実際に宿で働いている社員との交流会も開催され、宿で働く事の喜び、大変さ、悩みなどを聞く事も。

研修は同社の子会社、良地良宿（神奈川県横浜市）が運営する旅館「静かな渓谷の隠れ宿「峡泉」」（長野県飯田市）にて実施しており、同年10月までに、総計33名の社員が研修に参加する予定。