2018年08月21日 10:26

どうぶつ基金は、9月5日・6日、愛媛県の青島で島の猫全てに無料で出張不妊手術を行う。

世界的に有名な猫島、愛媛県の青島には推定210頭の猫が棲んでいる。青島の猫は島民による「青島猫を見守る会」(会員数3名)が世話をしているが、島の人口は9人(8月現在)、平均年齢も75歳以上と高いため、会は2017年7月、将来的な世話が難しくなることを理由にすべての猫の不妊去勢手術を求めていた。

メディア等で「猫の楽園」と紹介され、世界中から猫好きが集まる青島だが、島を訪れた人からも、猫の将来を危惧しTNR不妊手術を求める声が、殺処分ゼロを目指して全国で7万頭の無料不妊手術を行うどうぶつ基金に多く寄せられていた。今回の一斉TNRによりすべての猫への不妊去勢手術が成功すれば、青島の猫たちはこれ以上増えることなく将来的には減っていく。

どうぶつ基金