2018年08月09日 15:52

アデランスの文化芸能部「スタジオAD」は、8月11日(土)からキャッツ・シアター(東京・大井町)において開幕する劇団四季ミュージカル「キャッツ(主催:劇団四季)」で、ウィッグを担当する。

同社が提供しているウィッグは、「キャッツ」の世界観を表現するために、ヤクというウシ科の動物の毛を用いている。また通常のキャップと違い、俳優の耳を見えなくするため耳まで覆うため、音が聞こえやすいネットの採用や縫製などに工夫を凝らしている。

同社では、1983年の「キャッツ」日本初演当時から、激しいダンスの動きに耐えられるウィッグの開発を劇団四季と協力して行ってきた。当時、日本では時代劇などで使われている和かつらが主流。欧米のミュージカルや舞台で用いられているようなウィッグはあまりなかったため、日本初演では、「アデランスが生んだ24匹のネコ」と各メディアが報じ、世間の注目を集めたという。

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