2018年08月08日 15:49

ATOUN(アトウン)が提供する腰用パワードウェア「ATOUN MODEL Y」が、労働者の身体的負担の軽減と作業効率の向上を目的に、浜田化学のリサイクルセンターに導入された。「ATOUN MODEL Y」は、床面付近から腰の高さでの荷物の持ち上げ下げの際に、腰の負担を軽減する、着るロボット。

「ATOUN MODEL Y」が導入されたのは、回収されてきた肉脂(牛脂や豚脂)を容器から取り出す抜缶作業の現場。肉脂の回収は容器の種類や形状が一定ではないため機械化・自動化が難しく、特に籠に入った肉脂は相当な重量になることから腰に負担がかかる。そこにパワードウェアを使うことで作業者の身体的負担を軽減するとともに、作業効率を向上させることを目指す。

今後は浜田化学の全拠点へ順次展開し、トータルで12着の導入を予定している。