2018年08月02日 17:17

YKK APは、湿度と気温が高い「蒸暑地域」の居住環境に貢献する窓の研究開発拠点として「YKK AP R&Dセンター(インドネシア)」を開設した。

YKK APは、初の海外アルミ建材一貫生産工場を1986年にインドネシアに設立し、30年以上にわたり地域に根差した事業展開を行っている。今回、「YKK APインドネシア社」内の建屋を研究開発施設へと転用し、また新たに実証実験用の施設として「実験棟」を建設した。

「YKK AP R&Dセンター(インドネシア)」は、富山県・ドイツに続き世界で3つ目の研究開発拠点。東南アジアを中心とした蒸暑地域の気候風土・建築に適した開口部の開発や、最低限のエネルギーで快適な住環境を設計するためのパッシブデザインを研究し、近年の温暖化が進む世界の人々の社会課題に提案できる窓をグローバルな視点で研究開発していく。

所在地は、インドネシア共和国 タンゲラン県(YKK APインドネシア社内)。