2018年07月27日 13:41

新潟デザイン専門学校の教育施設として2016年に誕生したNSG美術館は、現在、新潟市内で開催中の「水と土の芸術祭2018」の会場となっている。

同美術館のコンセプトは、「これからのアートを創る美術館」。新潟県で地元出身作家が自身の作品を発表する場がなかなかないという現状の中で、同美術館は現在活躍中の新潟の現代アート作家を中心に企画展を開催。彼らの作品と地域の方々が出合うきっかけの場になったおり、いずれは新潟出身作家の登竜門のような存在を目指している。

4回目を迎える「水と土の芸術祭2018」では、通常の企画展とは異なり、国内外のアーティストを迎えて開催。一階の第二展示室とコミュニティスペースには、伊藤アトリエの作家3名が「陶」を中心としたそれぞれの手法で「ワタシノモリ」を表現。対して、二階の第一展示室では「対岸を想う」をテーマに中国、韓国、ロシア、日本の作家5名が海の波や水景を表現した作品を展示している。開催は10月8日(月・祝)まで。