2018年07月09日 12:30

ファーストキャリアは、2018年度の新入社員や人事・研修担当者、研修担当講師へのアンケートをもとに「新卒・若手層育成研究所」調査レポートをまとめた。

過去5年のアンケートでは、新入社員の行動特性として、「おとなしくて同調性重視」の傾向が多く見受けられた。今年のアンケートでは、「自分の考えを持ち、積極的で発言力がある」「自分の考えに合致しないことに関しては、時に排他的になる」という「積極的で自分基準重視」の傾向が加わり、これまでの「おとなしくて同調性重視」の傾向を持つ新入社員との二極化が進んでいると捉えられる。

上記のような傾向から、育成する側は、個人の自己肯定感を大切にしながらも少しハードルを上げた目標・役割を与え、同時に内省のサポートを行っていくことが要諦と考えられる。また、「自分視点」だけでなく「相手視点、全体視点」を身につけることの重要性も意識させることが必要と言える。

ファーストキャリア