2018年07月02日 09:43

KADOKAWAは、張江泰之著「人殺しの息子と呼ばれて」を、7月20日に刊行する。
フジテレビ系のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で2回に分けて放送された「人殺しの息子と呼ばれて」は、後編では番組平均視聴率10.0%を獲得するなど大きな反響を呼んだ。ある日、テレビ局にかかってきた1本の電話。その電話をかけてきたのは2002年に発覚し、凄惨すぎる内容に報道が控えられた「北九州連続監禁殺人事件」の加害者の長男だった。彼が決断した「音声加工なし」の10時間にもわたるインタビューでは、生々しい事件の記憶と、その後25歳に至るまでの凄絶な人生を激白。多くの視聴者から、インタビューを決断した勇気に賞賛が贈られた。
本書は番組のチーフ・プロデューサーであり、インタビューの聞き手を務めた張江泰之さんが、長男の後見人でもあった人物への追加取材など、テレビ未公開部分を含めて新たに書き下ろした。
定価は1500円(税抜)。