2018年06月25日 16:02

神奈川県立こども医療センターに勤務する「ファシリティドッグ」ベイリーは、後任犬アニーへの引き継ぎを終了した。

ベイリーは、国内初の「ファシリティドッグ」として、ハンドラー森田優子さんとともに、2010年1月より静岡県立こども病院にて活動を開始。2012年7月に、神奈川県立こども医療センターに着任し、病院スタッフの一員としてたくさんの子ども達を笑顔にしてきた。今後は病院内のボランティア団体「オレンジクラブ」にて「名誉ファシリティドッグ」として活動する。

「ファシリティドッグ」とは、病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬。ハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっている。日本ではまだ静岡県立こども病院と神奈川県立こども医療センターにしか存在しない(今秋都内公的病院に新規導入予定)。