2018年05月30日 14:49

ルネッサンス リゾート ナルト(徳島県・鳴門市) では、「第九」のアジア初演100周年記念イベントとして、6月16日に、鳴門の板東俘虜収容所の歴史を伝える音楽劇「バンドー少年物語」を上演する。

第一次世界大戦当時、鳴門に存在した「板東俘虜収容所」。その歴史を織り込んだ歌と芝居「バンドー少年物語」は、100年前に鳴門でなぜ第九が歌われたかを紐解く。背景には収容所所長をはじめとする、職員の捕虜に対する人道的な処遇や、捕虜と地元民との心温まる交流など、国境を越え育まれた友好の絆があり、今でも毎年6月には世界各地より第九合唱団が鳴門に集い、盛大なイベントが催されている。

出演は、鳴門市を拠点に活動する子どもと大人の合唱グループから結成された「エベレスト・ザ」。日時は、6月16日(土)20時~20時30分。