2018年05月29日 14:06

Automagiは、画像や監視カメラの映像から、鉄塔や橋梁のさびの発生の検知や発生範囲の特定を行えるAIソリューションを、5月29日(火)より提供開始する。
鉄塔や橋梁の設備に多く使用されている耐候性鋼材は、さびの補修塗装や除去に多大な労力が発生するため、早期にさびを検知し補修することが重要になっている。また、さびの目視による点検業務は、点検員の熟練度によりさびの発生範囲の特定が左右されるという課題も。本ソリューションは、鉄塔や橋梁などを撮影した画像、または監視カメラの映像から、深層学習(ディープラーニング)の技術によりさびの発生検知と領域特定の判定が行える。
さびの領域ごとに細かく腐食の度合いの判定も数値化できるため、ある程度腐食が進んだ段階で検知するということも可能。本ソリューションを導入することで、これまで定期的に点検員が行っていた目視の診断作業の工数の削減と、領域特定を高い精度で行うことが可能になる。