2018年05月07日 13:16

理経は、バーチャルリアリティ(VR)を活用し、火災からの避難を体験できる新製品を開発し、提供を開始した。

避難体験VRでは、避難誘導灯を頼りに自分で避難経路を判断し、非常出口まで避難する一連の流れをVR空間上で体験可能。避難誘導灯が見えづらい、煙の濃い場所では低い姿勢で避難するといった避難時に重要なポイントを体感できる。

これまでのVR体験では、VRヘッドセットとPCをケーブルで接続する、またはスマートフォンをヘッドセットに装着するなどの手間があった。また、視点を変えて対象物を覗き込むなど、より現実の感覚に近い動きを取るには周辺の空間にトラッキングポイントを設置する必要性があり、これまでのVRは限られた条件の下でしか体験が行えなかった。今回、ケーブルなしでモーショントラッキング機能も内蔵したオールインワンのVRヘッドセットを採用することにより、手軽にリアリティのあるVR体験が可能となった。

理経