2018年04月06日 06:34

世界遺産検定を主催するNPO法人 世界遺産アカデミーでは、「第30回世界遺産検定」の公開会場で、「世界遺産と仕事」にまつわるアンケートを実施した。そのうち、20代の受検者からの回答を基に、「世界遺産検定を受検した20代に聞く「世界遺産と仕事」」を発表した。

世界遺産検定を受検した20代から最も多く票を集めたのは、ガイドなどの「世界遺産を案内する仕事」で、全体の4割近くを占める結果となった。「見ただけではわからない遺産の魅力を説明したい」「歴史や文化などの知識を織り交ぜて案内したい」などの積極的なコメントが多く出た。次に得票数が多かったのは「世界遺産の情報を発信する仕事」。具体的な仕事内容には、「YouTubeやSNSによる情報発信をしてみたい」という、若者らしい回答が目立った。

「案内したい世界遺産」の1位は「古都京都の文化財」。2位「広島平和記念碑(原爆ドーム)」、3位「モン・サン・ミシェルとその湾」となった。