2018年03月30日 05:56

日本ヴォーグ社は、書籍「こころを満たす 仏像うつし描き 菩薩編」を、3月8日に発売した。
この本は、今、静かなブームの仏像に焦点を当て、写仏をカジュアルに楽しむ、心癒される1冊。特徴は、読者が置かれている状況に照らし合わせて、どの観音菩薩様が救ってくださるか、という仏教の考え方の基本がわかるようになっているところ。無心で「うつし描き」をすれば、心がすーっと軽くなるから不思議。薄く印刷された手本のページにじかに鉛筆で描いていけば、今日から仏画師気分になれる。
お手本の上からなぞる、半紙を当ててうつし描き、出来上がったものにぬり絵をするなど様々な楽しみ方が可能。仏教や仏像の知識も身につく編集で、読んで、描いているうちにマインドフルネス状態になるという癒しの書でもある。作画に仏師の木島昌利師を迎え、今回は美しい顔をもつ菩薩に絞って19菩薩の立像、面相を網羅し、鉛筆から筆ペン、色鉛筆まであらゆる筆記具に対応した。
定価は1200円(税抜)。