2018年03月29日 09:03

CYBERDYNEと住友商事は、オフィスビル清掃の自動化・効率化に向けた取り組みを共同で推進することとし、共同事業の検討に関する覚書を締結した。

今後、CYBERDYNEが開発した次世代型清掃ロボット「CL02」を、住友商事の100パーセント子会社である住商ビルマネージメントおよびエス・シー・ビルサービスが管理するオフィスビルに順次導入していく。

住友商事が2001年に実用化に成功した清掃ロボットシステムは、住友商事の本社などが入居する晴海トリトンスクエアなどで稼働している。しかし、このシステムは、プログラムされたルート通りに清掃するため、清掃エリアが共用部のみに限定される点が課題となっていた。CYBERDYNEは、この課題を解決すべく、磁気テープ等の誘導線を不要とする新たな清掃ロボットを開発。本清掃ロボットは、清掃ニーズに合わせて清掃範囲を設定することができるため、共用部だけでなく専有部における活用も可能になる見込みだ。

CYBERDYNE